ギャッベラグはサイズと色選びでリビングを一気に格上げできます。
ギャッベはイランの遊牧民が織るウールの手織りラグで、厚みと弾力があり、床座でも快適に過ごせます。豊富な色柄は、空間の主役にも脇役にもなります。ここではサイズ別の配置、カラー別コーディネート、季節ごとの模様替え事例、長持ちさせるコツを紹介します。
リビングに合うサイズと配置例
ソファ前に置くなら140×200cmが基準です。ソファの前脚だけをラグにのせると、部屋が広く見えます。ゆったりと家具を収めたいなら170×240cmが最適です。広めのリビングには200×250cm以上でゾーニングを意識できます。読書コーナーやアクセントには80×150cmや60×90cmといった小サイズも活躍します。
カラー別コーディネート
生成りやベージュは北欧家具と調和し、柔らかい印象を与えます。グリーンは観葉植物と相性がよく、自然な抜け感を演出します。赤やオレンジは差し色として温かさをプラスします。青やターコイズはガラスや金属の家具と調和し、洗練された雰囲気を作ります。多色使いのギャッベは、クッションや小物で色を拾うとまとまりが出ます。
季節ごとの模様替え事例
春夏は生成りやライトグリーンのギャッベで爽やかに演出できます。ウールは調湿性があり、湿気やべたつきを抑えます。秋冬は赤や濃紺を取り入れると、視覚的に暖かさが増します。小さめギャッベを重ね敷きすると表情が変わり、模様替えの楽しみが広がります。
長持ちさせるコツ
ラグパッドを敷くと滑り止め効果と摩耗防止が得られます。半年に一度、90度回転させると日焼けやへたりを防げます。掃除は毛流れ(パイルの向き)に沿って行います。飲み物をこぼした場合は、乾いた布で吸い取り、こすらないことが大切です。直射日光は避け、UVカーテンの併用も効果的です。さらに3〜5年ごとに専門の洗いを依頼すると、長く美しく使えます。
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