「ファインクオリティ」という言葉は、手織りの絨毯の品質を示すために使われるもので、絨毯の結び目の密度を意味します。手織りの絨毯は、綿やシルクの糸を使い、数百万の結び目を織り込むことで作られています。結び目の数は、平方インチ毎の結び目の密度や配置によって決まります。
パキスタン絨毯のファインクオリティとノーマルの比較
ファインクオリティ
ファインクオリティの絨毯は非常に高密度の織りを持ち、その結果、多くの優れた特性を持ちます。まず、細かな織りの密度が高いため、繊細で精巧な模様を織り込むことが可能です。これにより、模様がはっきりとし、細部まで鮮明に見えます。
パキスタン絨毯のファインクオリティは1平方インチあたりに縦糸が12本、横糸が24本も含まれています。これは、パキスタン絨毯の中で最上ランクに位置づけられる密度です。また、ファインクオリティの絨毯は丈夫さも特徴です。高密度の織りがゴミの侵入を防ぎ、耐久性を高めることで絨毯本体の持ちも長くなります。そして、ニュージーランド産の高品質なウールを使用していることも特徴の一つです。
ノーマルクオリティ
一方で、通常のパキスタン絨毯は柔らかさが特徴で、ファインクオリティのものと比べると一般的には厚みがあります。柔らかな質感が好みな方はこちらもおすすめです。