ビジャー
種類: ペルシャ絨毯
産地: イラン北西部クルディスタン州ビジャー
ノット密度: 約 150,000 〜 350,000 ノット/㎡
特徴: 非常に頑丈で、緻密なパイル構造。高い耐久性を持つため「鉄の絨毯」と呼ばれる。
パイル素材: ウール(羊毛)
ビジャー産のペルシャ絨毯は、“ペルシャ絨毯の中でも特に堅牢で耐久性に優れたタイプ”として世界的に有名です。
ビジャーは、テヘラン(首都)から西南西へ約500kmに位置する、イラン北西部クルディスタン州のクルド地方の小さな町です。
この地域で織られるビジャー絨毯は、織り上げ時に湿らせた糸を強く打ち込む製法が特徴です。乾燥時に糸がさらに締まり、非常に密度の高い構造になります。「鉄の絨毯(Iron Rug)」と呼ばれるほど非常に丈夫です。
結び方は主にトルコ結び(対称結び)で、1平方メートルあたり約15万〜35万ノットで織られます。
密度以上に、打ち込みの強さ(締まり具合)が品質を大きく左右します。
デザインには、伝統的なペルシャ文様であるヘラティ柄、メダリオン、花柄などが多く用いられます。