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絨毯辞典

カシミール

カシミール地方は、インド、パキスタン、中国の3つの国にまたがる地域で、その政治的・地理的位置から長年にわたる紛争の中心となっています。地域の大部分はインドとパキスタンによって支配されており、各国はこの地域に対する主権を主張しています。カシミールはその美しい自然や伝統的な手工芸品、特にカシミール・ウール(カシミール織)で知られています。しかし、国際的な緊張と地域の政治的不安定がこの地域の発展を妨げています。カシミール問題は、インドとパキスタン間の関係において重要な問題であり、両国間の紛争の根源となっています。また、中国も一部のカシミール地域を支配しており、この地域に関する主張もしています。

ガズニ地方

ガズニはかつてガズナとして知られ、アフガニスタン東部に位置する都市です。ガズニ川沿いで、標高2,225メートルの高原上にあります。13世紀に建設された要塞や古代ガズナの遺跡が残っています。7世紀から存在し、11世紀にはアフガニスタン初のイスラム王朝、ガズナビッド帝国の首都として繁栄しましたが、様々な勢力によって何度も争奪されました。現在は、アフガニスタンの商業・産業の中心地として発展しており、2020年の人口は約69,000人です。

テヘラン

テヘランはイランの首都で、約1400万人の人口を持つ大都市です。これはイランの人口の約10%を占めています。ガージャール朝期(1796~1925年)に首都になってから急速に拡大し、現在では国の主要な機関が集まっています。地理的にはイラン北部、アルボルズ山脈の南側の丘陵地帯に位置し、海抜は900~1800mの範囲にあります。テヘランには多くの博物館があり、様々な展示物があります。また、大きなバザールもあり、温暖な気候を持っています。テヘランは1796年にペルシャ(イラン)の首都となりましたが、絨毯作りの産業が主流となるのは20世紀以降でした。特に1945年以降に制作されたテヘラン絨毯は、世界市場で注目されています。テヘラン絨毯は織りの精度やデザインの品質が高く評価され、特に鮮やかな色合いが特徴です。

ケルマン

ケルマンはペルシャ中南部に位置する都市であり、同名の州も存在します。この都市はペルシャの古い織物文化の中心地として知られており、特に16世紀後半から17世紀半ばにかけて「花瓶」カーペットとして有名なデザインが生まれました。これらのカーペットは、緻密な花模様や特徴的な花瓶デザインで魅力的です。19世紀後半、ケルマンは織物の再興の中心地となりました。ここで生産されるカーペットは主にウールで作られていましたが、時にはシルクも使用されました。1860年から1920年の間、多くの織物の名匠や達人がケルマンと関わりを持ちました。彼らの中には、モーセン、ハッサン、カシェムという3世代にわたる家族や、「カーン」姓を持つアハメド・カーン、アーメド・アリ・カーン、ゼマン・カーンという3人の名匠、さらにアジイゾラ、アリ・レザー、シェイク・ホセインといった著名な織工がいます。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパの企業がケルマンに進出し、カステッリ兄弟やミラニといった企業が高品質のカーペットを生産しました。特に、ケルマン近郊のラーヴァール村で生産された織物は、密な花模様やボテのデザインが特徴で、19世紀初めから中頃が主要な生産時期でした。これらのカーペットにはヨーロッパ絵画のレプリカや制作者の名前が記されたものもあります。20世紀初めには、ケルマン州の総督としてバクティアリ・ハーンが重要な役割を果たしました。